AIガバナンス

PLMのAIを、お客様の管理下に

PLMにAIを加える前の4つの問い

PLMには、配合、表示ラベル、法規制適合の証拠が保存されています。そこにAIを加える前に、すべてを左右する4つの問いがあります。

beCPGのAIモジュールChef AIについて、私たちの回答をご紹介します。

ダークチョコレートのエクレア・提案
製品シートの「提案」タブ:「すべて適用」ボタンと、Chef AIが提案する表示ラベルの適合チェック、およびそれを承認するボタンユーザーが承認または却下する提案
計算

1. どの計算にAIを使うのか?

法的な責任を伴う計算には一切使いません。

栄養成分とNutri-Score、原材料とアレルゲンの表示、QUID、CLP分類、コスト、制約条件付きの最適化。これらはbeCPGのエンジンが配合をもとに計算します。同じデータからは、いつでも同じ結果が得られます。

AIを使うのは、誤りがあっても製品回収ではなく修正で済む作業です。ドキュメントの読み取り、検索、文章作成、翻訳、提案などです。

栄養成分・配合から計算
配合から計算された栄養成分:100 gあたりの値、1食分あたりの値、許容差を含む表示値、計算方法beCPGのエンジンが配合から計算
データ

2. データはどこへ送られるのか?

オプションのモジュール

AIモジュールはオプションです。お客様のご依頼に応じて有効化します。

リクエストの処理

有効化すると、Chef AIへのリクエストは、Chef AIの基盤となるモデルであるGoogle Geminiによって、質問したユーザーの権限で処理されます。お客様の企業がホスティングするAIモデルを使うようにインスタンスを設定することもでき、その場合リクエストはお客様が運用するAIサービスに送られます。AIモジュールは業務データを一切保存しません。

ホスティング

beCPGはお客様のデータをAIモデルの学習に使用しません。beCPGプラットフォーム自体は、欧州連合(EU)内の当社SaaS、またはお客様のサーバーで稼働します。

ダークチョコレートのエクレア・提案
ダークチョコレートのエクレアに対するChef AIの提案:表示ラベルの適合チェック、追加すべきアレルゲン、使用トークン数と推定コスト確認後にのみ保存
承認

3. 何を保存するかは誰が決めるのか?

お客様です。beCPGでは、AIによるすべての提案は、ユーザーが承認または却下する「提案」です。人が確認しない限り、PLMには何も保存されません。

これは見た目以上に重要です。サプライヤーのドキュメントや顧客の仕様書を読むアシスタントは、お客様が管理していない内容を扱います。変更の前に人が承認することで、このリスクを抑えられます。

MCPサーバー経由で接続した外部のアシスタントは、ログインしているユーザーの権限で、インスタンスごとに定めたルールに従って動作します。

トレーサビリティ

4. 何が起きたかを証明できるか?

承認された提案は、beCPGのほかの変更と同じように記録されます。何が変わったか、誰が承認したか、いつ承認したか。さらにバージョン管理と承認ワークフローも加わります。

Chef AIは各回答の下に、使用したbeCPGのツール、トークン数、コストも表示します。

Chef AI・ダークチョコレートのエクレア
ダークチョコレートのエクレアのアレルゲンに関する質問にChef AIが回答し、使用したツールと配合中の原材料を示している画面使用したbeCPGのツールを回答内に表示
まとめ

ひと言でいえば

AIはチームの業務をスピードアップします。しかし、何を表示・申告するかをAIが決めることはありません。保存されるのは人が承認したものだけであり、お客様が責任を負う計算はbeCPGのエンジンが行います。

セキュリティ質問票をお送りください。デモの後ではなく、デモの前に回答します。

セキュリティとプラットフォーム

難しい質問も遠慮なく

セキュリティ質問票をお送りいただくか、PLMの専門家によるデモをご予約ください。